インターネットも携帯電話もなかった40年前から人と人を結びつけてきたのは、支えあう心でした。
共に済う(すくう)と書いて、共済。1983年創業、昭和生まれの静岡県民共済は、すべてのご加入者が支えあえる非営利の仕組みをめざし、「手頃な掛金」「スピード給付」「割戻金」「保障内容の改善」を実現させてきました。おかげさまで、今では静岡県民の6人に1人(※)の方が、共済の輪に加わってくださっています。
暮らしや価値観が多様化し、時代が大きく変化していっても、ひとりひとりと共に歩んでいくために、共済も常に進歩しつづけなければと思います。
これからも、まっすぐな気持ちであなたを支えたい、40年目の静岡県民共済です。
今年は、静岡県民共済が1983年に事業を開始以来40周年の節目を迎えることとなります。
おかげさまで、静岡県民共済の生命共済ご加入者は60万人を超え、県民の6人に1人にご加入いただく共済組合に成長いたしました。また、昨年4月1日には、全国47都道府県すべてにおいて共済事業を実施することとなり、名実ともに都道府県民共済グループのネットワークが完成しました。
1973年に埼玉県で最初の県民共済が誕生し、全国展開を開始した1982年以降の長年の目標が達成され、都道府県民共済グループは取り扱うすべての共済事業で2023年1月末現在、2,202万件のご加入をいただく団体に成長しました。静岡県民共済もグループの一員として社会的役割がますます大きくなっていることを自覚し、さらなる努力を続けてまいります。
今後も運営理念「誰しも予測できない暮らしの不安に備え、真に保障を必要としているすべての人々に、営利を目的としない助け合いの輪をひろめ、暮らしに安心をお届けすること」の実現に向けて役職員一丸となって全力で取り組みます。
静岡県民共済生活協同組合
代表理事 理事長 沖 努
今から約50年前、多くの人々が経済的な理由から保険に加入できなかった時代。
一人でも多くの人たちが暮らしに安心を持てるようにと、志を同じとする仲間たちが知恵を出しあい、「小さな掛金で大きな保障」の制度として、1973年に最初の県民共済ができました。
この思いやりから生まれた助けあいの輪は年々大きくなり、1982年からは、国(当時は厚生省)の認可と各都道府県(知事)の認可を受けて全国へと広がりました。
1983年
静岡県民共済事業開始
静岡県民共済は消費生活協同組合法に準拠し、静岡県知事の認可を受けて設立されました。
当時の事務所は紺屋町商店街にあった長崎屋さんの上にありました。その後、昭和町のビルに移転しています。
2000年
当組合の寄付により設立した
社会福祉法人県民厚生会「きらら富士」設立
居宅介護支援・訪問介護・通所介護・認知症対応型共同生活介護の4事業を展開。2008年には延べ利用人数は、29,411人となりました。
認知症対応型共同生活介護は常に満室で、通所介護も1日平均25.7人の利用がありました。
2003年
社会福祉法人県民厚生会
「きらら浜松」設立
居宅介護支援・訪問介護・通所介護・認知症対応型共同生活介護の4事業を展開。2008年1月には延べ利用人数は、30,556人となりました。
認知症対応型共同生活介護は常に満室で、通所介護も1日平均35.4人の利用がありました。
2010年
葵タワーへ移転
本部事務所が手狭になったため、近隣の葵タワーへ移転しました。
(有)エスケーエス 創業
紙おむつ、使い捨て手袋、
とろみ補助食など、介護
関連用品の通信販売による供給を開始しました。
(2015年に廃業)
2006年
社会福祉法人県民厚生会
「きらら藤枝」設立
特別養護老人ホーム・短期入所・居宅介護支援・通所介護の4事業を展開。2008年1月には、特別養護老人ホームは常に満室でした。短期入所は定員20名のところ、1日平均16人程の利用がありました。
高齢者福祉事業は社会福祉法人
県民厚生会へ事業移管
2007年
「きらら富士」「きらら浜松」「きらら藤枝」の三施設を2008年1月1日付で統合、(福)県民厚生会にて一元管理することとなりました。
2021年~
地域貢献活動開始
「みんながしあわせに」をメインテーマとして「地域」「みらい」「環境」「福祉」の4分野を中心にした地域貢献活動を展開しています。