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県民共済8つのものがたり

ものがたり1 県民共済誕生のお話


県民共済は
助けあいと思いやりの心から生まれた
保障制度です。

その事故は、昭和45年夏、
埼玉県のある町で起こりました。
残業続きでヘトヘトだったAさんは、
会社からバイクで帰る途中、
運転をあやまり、
大事故を起こしてしまったのです。
Aさんは、家族の願いも虚しく
二度とこの世に帰ってきませんでした。
過労での事故にもかかわらず、
国の労災補償は適用されない。
ましてや掛金が高い
民間の保険にも入っていないAさん。
遺族は、途方に暮れるばかりでした。

そんな遺族の姿を見た職場の仲間が
「少ない負担でいざという時の
暮らしを守る保障制度ができないものか」
と研究を重ねつくったのが、
この県民共済です。
少ない掛金で、
いざという時は加入者に
素早い保障をする。
説明を必要とする複雑なシステムでなく、
誰にもわかりやすい簡単なシステムにする。
営利を目的とせず、また
政党や特定団体と一切かかわることなく、
あくまで加入者を第一に考える。
そんな今までにない、
助けあいと思いやりの心から生まれた
保障制度です。
人はひとりでは生きていけないと
よく言われます。
けれど言われた時はわかっても、
すぐにまた忘れてしまう。
それを実行する力。それを実証する心が、
重要だと私たちは常に考えています。
いざという時のために―――。